悩み解決

ラッカー・水性・エナメルの違いと、置き換えていいのか

色を置き換えるとき、色が合っていても種類が違うと事故が起きます。 いちばん怖いのは、せっかく塗った下の層が溶けることと、部品が割れることです。 3種類の性格と、重ねてよい順番、そして置き換えて大丈夫な場面を整理しました。

最終更新 2026-08-15

3種類の性格

ぬりおたに収録している943色のうち、614色がラッカー、235色が水性アクリル、34色がエナメルです。 ほかにマーカーや、汚し専用の溶剤系ウォッシュも入っています。

種類良いところ気をつけるところ
ラッカー
614色
乾きが速く、塗った膜が丈夫。上から他の種類を重ねやすいので、基本色に向いています においが強いので換気が要ります。溶かす力が強く、プラスチックそのものにも影響します
水性アクリル
235色
においが穏やかで、道具を水で洗える製品もあります。室内で塗りやすい 乾きがゆっくりで、乾く前にさわると跡が残ります。膜はラッカーよりやわらかめです
エナメル
34色
とても伸びがよく、細い溝に流れ込みます。スミ入れと汚し塗装の主役です 乾くのが遅く、プラスチックにしみ込みます。力のかかる部分に使うと割れの原因になります

重ねてよい順番は、だいたい決まっています

考え方はひとつだけです。下の層を溶かさない組み合わせを選ぶ。 溶かす力が強いものを先に、弱いものを後に塗る、と覚えると分かりやすくなります。

下の層上に重ねる結果
ラッカー水性アクリル安全な組み合わせです
ラッカーエナメル安全です。スミ入れの定番がこの形です
ラッカーラッカー下が乾いていれば大丈夫。乾く前に重ねると溶けます
水性アクリルラッカー危険です。下が溶けたり縮んだりします
エナメルラッカー・水性危険です。下が溶けます

エナメルは、力がかかる部分に使わないでください。 関節や、はめ込みの合わせ目など力がかかったまま溶剤がしみ込む場所は、 あとから割れることがあります。スミ入れは、組む前か、動かさない部分に留めるのが安全です。

置き換えていい場面・やめたほうがいい場面

各塗料のページには、種類と仕上げが書いてあります。 トップページでは種類での絞り込みもできるので、 「水性アクリルの中から近い色」のような探し方ができます。

実際の製品名との対応

ぬりおたの分類は、おおよそ次のシリーズに対応しています。 正確な種類は各塗料のページでご確認ください。

使いたい種類の中から、近い色を探す

種類と仕上げで絞り込んでから、色の近い順に並べられます。

色から塗料を探す